OKUDA ARCHITECTS AND ASSOCIATES:Work7

　敷地は大和郡山城跡北西の丘陵、古くからの住宅地の高台に位置します。

そこに、30代夫婦＋子供たち3人の城を築く。そんな思いでスタートしました。

　敷地条件から、延べ約30坪の立方体がベースとなりました。これから大きくる子供たちに個室を。

　そして、訪れる親たちのために独立した和室を。　という要望で、とにかく室を詰め込むことにしました。

とはいっても、西方の生駒山を含む山並みは風景がいい気になるし、光、風も気になます。

　そこで、西面に大きな窓を設け、その窓仁沿うように階段を内外の風景の要となる装置として配しました。

　そこからは、生駒山とその下に広がる田園の美しい風景、風、光が内部に取り込まれます。

　2階の子供室でも同様に、大きな開口が美しい山々をﾌﾚｰﾑにおさめ、四季折々の風景を与えてくれます。

　　　　まるで天守閣。

　子供たちは、この城を気に入ってくれたようです。